【野沢温泉】源泉、超熱めの13の外湯を楽しめる 利用料金は”寸志”

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長野県の北部、新潟県寄りに「野沢温泉」があります。13の無料(寸志)で入れる外湯の他、大きな駐車場とスキー場を兼ね備える温泉地です。

この記事では、野沢温泉の外湯めぐりツアー、外湯のルール、熱い湯が苦手な方用の野沢温泉のぬるめの湯をご紹介していきます。

野沢温泉

野沢温泉とは?

野沢温泉は、長野市から北東へ約50分、さらに50分ほど北上すると、新潟県の上越市に行ける場所に位置します。無料で入れる温泉、大きな駐車場、スキー場の3点が揃う日本唯一の温泉地です。特に徒歩約20分圏内に13の外湯(寸志又は無料)がある点は、野沢温泉の魅力です。

外湯とは、村内に点在する公共浴室です。地元の町内会が水道等の維持、掃除等が行っています。観光客は、この地元の財産である温泉を使わせて頂いている形です。

*強制ではないですが、入口に賽銭箱があるので、気持ち程度のお金を入れましょう!

野沢温泉

野沢温泉の基礎情報

  • 住所:長野県下高井郡野沢温泉
  • アクセス:基本、自動車又はバス
  • スーパー及びコンビニ=ほぼ無し。あっても非常に高い。例:2Lのペットボトルの水300円
  • 素泊まりにして、スーパー等で食料を調達する方式は厳しい。=そもそも店が少ない。
  • 温泉:基本は無料で入れる外湯で十分。宿の内湯より良い。
  • タオル等:持参
  • あると便利な物:サンダル、シャンプーセットなど
  • こんな方におススメ:温泉を楽しみたい方。スキーとお風呂を楽しみたい方
  • お湯:非常に熱い。外湯により個性がある。(湯の花が黒い等)
  • 外湯の営業時間 5:00〜21:00(4月~11月)、6:00〜21:00(12月〜3月)
  • 無料駐車場→中尾駐車場(年間)、横落駐車場(夏季のみ無料、冬季は日帰り500円)

外湯めぐりの7つのマナー

まずは、外湯を楽しむためのルールをご紹介していきます。

  1. 歩いてまわるべし
  2. お気持ち程度の賽銭
  3. 挨拶
  4. 水入れ
  5. 貴重品ロッカーあり
  6. タオルやシャンプー等は持参するべし
  7. サンダルだと便利

1.歩いて周るべし!

基本的に外湯は、歩いて約20分前後で端から端まで行ける距離に点在しています。各外湯には、駐車場などはないため、村の中心部あたりに駐車した後、歩いて周ります。

2.お気持ち程度の賽銭

外湯は無料(寸志)です。しかし、この無料は町内会の皆さんにより成り立つものです。外湯を利用した場合は、お気持ち程度に賽銭すると良いと思います!

3.挨拶

外湯はあまり大きくないため、地元の方と一緒になる可能性が高いです。もし、お風呂に他の利用者がいたら軽く挨拶をしましょう!地元の方と観光客の区別は、シャンプーセットの有無でわかります。シャンプーセットを手にしている方は、地元の方の可能性が高いです。

4.水入れのマナー

野沢温泉は、非常に熱いです。平日かつ誰も入浴していないと、足の指さえ入れられないほど熱いです。(大げさではないです)どうしても水を入れることになるでしょう。

ネット上では、水入れは、マナー違反と指摘する方がいますが、地元の方がいうには「そんなことを気にしなくてもいい。好きなように使えばいい。但し、出しっぱなしはダメ」とのことでした。

5.貴重品ロッカーあり

外湯は、脱衣所と浴室が一緒です。個別のロッカーなどはなく、服を入れる物入があるだけです。そのため、時々、盗難があるそうです。もし、盗難等が気になる場合は、外湯の内側にある貴重品ロッカーを利用しましょう!(100円は返却方式)

野沢温泉

6.タオルやシャンプー等は持参するべし

外湯には、シャンプー、リンス等はないです。あるのは、お湯だけです。もし、石鹸が欲しいときは、持参をするか、宿泊先が提供するお風呂セットを利用します。(無料で外湯めぐり用に用意している物があります。)

7.サンダルだと便利

冬季は厳しいですが、いくつかの外湯を楽しむ場合は、できるだけ脱ぎやすい履物にすると良いと思います。例えば、夏であれば、サンダル×裸足だと便利です。

野沢温泉の泉質

野沢温泉

ある外湯に掲示されていた泉質は、次の通りです。

外湯のおすすめ(ぬるい)

野沢温泉は、非常に熱いため、熱い湯が苦手な方は少し大変です。13の外湯を入った私的には、以下の湯が比較的ぬるくて入りやすいと感じました。

  1. 熊の手洗湯
  2. 麻釜の湯
  3. 十王道の湯

その他の特徴

  • 大湯→野沢温泉の外湯のボス的な存在
  • 中尾の湯→外湯の中で一番大きいかも!?でも中心街から一番遠い。
  • 滝の湯→黒い湯の花を楽しめる。
  • 真湯→乳白色の濁り温泉

13の外湯

*以下、全ての写真は、浴室内に人がいないことを確認して撮影しています。

こちらが野沢温泉のメインロードです。両サイドにお土産屋や蕎麦店、洋食屋があります。ただし、一般的な温泉街のような賑わいはないです。

野沢温泉

1.松葉の湯

私は、野沢温泉の中心街に宿を取ったため、まずは最寄りの松葉の湯からスタートです。

野沢温泉

すいません!こちらは熱すぎで足すら入れられなかったです..汗

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2.大湯

建物が独特です。これが中心にある、野沢温泉のボス的な存在の外湯です。

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3.河原湯

野沢温泉

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4.滝の湯

こちらは、黒い湯の花が浮いています。湯加減も少し温いほどです。

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野沢温泉

すっかりと雪化粧です。

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山に沿って町があるので意外にアップダウンが激しいです。

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5.麻釜湯

野沢温泉

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6.真湯

こちらは、乳白色を楽しめる温泉です。

野沢温泉

実際に行ってみると、若干、白いかな~?という具合です。ここのお湯は、生け花をしていて、町内会の方の心意気を感じました。

野沢温泉

7.熊の手洗い場

こちらは、一番入りやすいです。建物自体も比較的、新しいようです。

野沢温泉 野沢温泉

8.上寺湯

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9.横落の湯

こちらは、野沢温泉に到着するバス停に近いです。

野沢温泉

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昼間は、このようにお店が閉まっています。

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10.新田の湯

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11.中尾の湯

こちらは非常に新しくて大きいです。

野沢温泉

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12.秋葉の湯

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13.十王堂の湯

こちらの外湯は、他の外湯と外観が全く違います。古いコンクリート製の建物?の二階部分にあります。(男性は二階)こちらの湯も比較的、温くて入りやすかったと思います。

野沢温泉

夜間は、このようにライトアップされています!

野沢温泉

いかがでしたでしょうか? 野沢温泉の湯は、非常にレベルが高いです。温泉好きな方は、ぜひ、一度、遊びにいってください!

関連情報:野沢菜を購入するときのポイント

野沢温泉のお店の方が言うのは、野沢菜を購入するときは、次の点に注意した方が良いそうです。

  • 商品の裏ラベルの製造者が野沢温泉村の物を選ぶこと
  • 商品の裏ラベルの販売者が野沢温泉の場合は、野沢温泉村以外で生産している野沢菜
  • 茎が太い物を選ぶこと。野沢産(本物)は、茎が太い。それ以外は細い。
  • 購入後、食べるときは、パックの一部を挟みで切り、食べる分だけ野沢菜を出す。
  • 出した野沢菜は、洗わずに切って食べる。
  • バックの切った部分は、空気が入らないように留める。

他、温泉まんじゅうは、店頭で蒸している物は、前日の売れ残りだから食べない方が良いとのアドバイスもいただきました。よろしければ、参考にしてください!

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