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日本で最も高い含有率を誇る温泉があります。中津川市にある「ローソク温泉」です。中津川、恵那両市外から車で30分。非常に山深い所にある「湯治保養温泉」です。巷では「高い放射線量により癌に効くのではないか!?(効能)」との「噂」もあります。
ローソク温泉
ローソク温泉は、大正13年、名古屋大学医学部教授・林直助博士が、この地でラジウム研究を始めたのが発端となり誕生した温泉。名称のローソクとは、昭和58年秋までローソクの灯をともしていたことが由来となる。なお、教授のラドン研究以前も、古くは武田信玄に追われた落ち武者が、この地で傷をいやしていたともいわれます。
実際、この周辺は、ラドンミストを楽しめる東山温泉、岩寿荘、その他、中津川の日帰り温泉などもあり、辺り一帯は、ラジウム関係の聖地といっても過言ではないです。また、注目すべき点は、ローソク温泉が位置する場所です。約8万坪にも及ぶ土地の中にポツンと存在し、温泉と大自然の森林浴を同時に楽しめる点が素晴らしいです。まさに「湯治の里」と感じるでしょう。
ローソク温泉の特徴と効能
- 静かな山間にある湯治保養泉
- シャンプーやリンスなどは使用禁止。
- 一般的な温泉のイメージとは全く違う。
- 一号泉~七号泉まで有り。
- 一号泉はラジウム含有量日本ナンバーワン
- 一号泉は、飲泉可能。さらに中津川市の文化財に指定されている。
- 泉質:単純放射能冷鉱泉(ラジウム含有量は日本国内ナンバーワン)
- 一般的適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこあわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
- 泉質別適応症:痛風、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化、高血圧症
- 飲用の適応症:慢性消火病、神経痛、筋肉痛、関節痛、痛風、胆石症
- ホルミシス効果アリ
- 加温、加水、泉質・放射能泉
- 温泉というより治療目的で使う所
- 環境省の定義による療養泉に該当
- 景色が良い
- 活性酸素除去酵素、免疫バランスを整える
- 浴槽が小さい点がマイナス評価
- シャンプーの使用は禁止(日帰り入浴者)
- 主なランチ:ますの塩焼き&さしみ、山菜の盛り合わせ、朴葉寿司、田楽、どびん蒸
料金・営業時間・定休日
- 料金:大人1250円、子供400円、幼児200円
- タオル=200円
- 入浴時間(日帰り):9時30~14時
- 定休日:1日、21日。ただし、日曜祝日の場合は営業
- 電話番号:0573-72-5047
- URL: https://www.rousoku-onsen.com/
- 注意事項:シャンプー系の使用に注意
- タクシー代金:JR中津川駅→片道6,000円、JR恵那駅→片道4,500円
- 無料駐車場60台
- 混浴風呂:なし
- 露天風呂:なし(内湯のみ)
- 周辺の山々をめぐる散策コースもあり!
割引情報
ローソク温泉の料金は、大人1000円、子供400円、幼児は200円です。13時以降の入浴の場合は、930円と割引価格が適用されます。また、中津川市内に就労等をしている方が加盟する「ジョイセブン」のカードを提示すると、1割引きが適用されます。
その他の割引システム(JAF割引や26日(風呂の日)などはないです。
- 13時以降割引 大人930円になる。
- 東美濃パスポートで半額
- ジョイセブン割引:大1150円、子供300円、幼100円
個室付きプラン
一日ゆっくりと湯治を楽しみたい方は、2500円~で個室を手配できます。(上限3名)それ以上は、一人につき500円追加。
定休日
定休日は、毎月1日、21日(但し、これらの日が日曜や祝日の場合は営業します。)
ローソク温泉の口コミ情報
*ネット上に投稿されている個人の「感想」です!
- 日本一鉱泉が多い温泉
- 湯治をするなら最高
- 周りには一切何もない。まさに陸の孤島
- 観光目的の入浴より病気を治す目的で来る方が多い印象
- 体がぽかぽかして汗が噴き出てきます。
- 一般客として訪れると少し邪魔者扱いを受ける。(印象)
- 短時間の入浴で体の芯まで温まる。
- お湯は無色透明だから本当に効果があるのかわからない。
- 常連ブル客がうっとうしい。
- 気軽な温泉気分で行かない方が良い。
- シャンプー等は使用できない。
最寄の観光情報
- 恵那峡
- 恵那峡カントリークラブ
- 明智ゴルフ倶楽部 ひるかわゴルフ場
- ユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部
ローソク温泉の体験レポート
2020年8月現在、コロナの影響により、日帰り温泉は「予約制」です。特に大型連休に行こうと考えている方は、0573-72-5047に電話をして予約をした方が良いと思います。
温泉には、60台ほどを停められる駐車スペースがあります。
正面には、歴史を感じる石塔があります。受け付けは、写真左側の建物です。
敷地内には、意外に良心的な飲料水もあります。
入浴後に楽しむ「飲泉用」のカップです。このカップに二杯まで飲めます。(一日の上限摂取量)
浴場です。向かって左側が女性用、右側が男性用です。
女性用のお風呂の隣に貴重品ロッカーがあります。脱衣所には、カゴしかないため、貴重品は必ずこのロッカーに入れましょう!
こちらが無料休憩所です。飲泉する場所は、無料休憩所の右方向にあります。
池にはたくさんの鯉がいます。
畳でゴロリとできます。
温泉敷地内には、沢などもあり、森林浴も楽しめます。
- 春/こぶし、まんさく、山つつじ、山桜
- 夏/なんじゃもんじゃ、笹ゆり、紅どうだん、山ぼうし、岩石採集(水晶・トパーズ)、源氏ボタル
- 秋/紅葉
- 冬/体の芯まで温まるラドン
情報:ローソク温泉のパンフレットより
脱衣所の様子です。
かごしかないです。
心得もしっかりと読みましょう!
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ローソク温泉の入浴方法
ローソク温泉の入浴方法は、次の通りです。
- シャワーを浴びる
- 二号泉ラジウム浴槽に入る。(時間は3分~5分ほど)
- ラジウム一号泉に入力(時間は3分~5分ほど)
- 1号と2号あわせて10分程度で終了させる。その後、一時間~1時間30分ほど休憩する。
- 上記1~4を一日、2回~3回繰り返す。
入浴時の注意点
- 石鹸、シャンプー等は使用禁止。
- 飲泉は指定の紙コップを使う。
- 一回に紙コップ1杯程度、一日360ccまでにする。(指定紙コップ2杯)
- 飲むタイミングは、入浴後や食後が効果的
- 15歳以下は飲泉不可
- 飲泉所からの温泉の持ち出し禁止
こちらが湯舟です。左が二号、右が一号です。どちらも大人が三~四人入ると一杯です。最初に左の二号(ぬるい)に5分ほど入ってから、右側の一号(熱い)に入ります。
お湯は無色透明、無臭、肌触りも普通です。「見た目の温泉」という感じは受けにくいようです。
窓からは緑が見えます。
ご覧の通り、洗い場はシャワーがあるのみです。石鹸やシャンプーはないですね!約10分間の入浴にチャレンジしてみましたが、この10分が意外に長いです。おそらく、普通の人は、この1セットだけでもかなり満足すると思います。
入浴後は、飲泉場に向かいます。飲泉場は、無料休憩所の右側にあります。
この蛇口をひねると温泉が出てきます。ペットボトル等で持ち帰りができないように?地面とスレスレの位置に蛇口があります。(コップしか入らない程度)
飲泉に関する情報:2020×10-10キュリー マッヘ単位556(日本一位)ミネラルも豊富、中津川市の文化財にも指定されている。
紙コップに入れた物がコチラです。あまり癖がないためゴクゴクと飲めます。
敷地内には、東屋等もあります。小鳥のさえずり等も気持ちが良いですね!
もう一度、鯉を眺めて退散!バイチャ!
ローソク温泉の効果や口コミ
ローソク温泉に関する口コミをいくつかピックアップしてみます。
良評価
- 良くも悪くも湯治専用の場所
- ホルミシス効果で内部から染みる感じ
- 飲泉でとても気分がよくなった。
- 全身でラジウムを感じられる気がする。
- 無料休憩所が良い。
- 入浴後、すごく疲労感が!
- 湯治としていくならここは非常に効果を期待できる。
悪評
- 無色透明で無臭だから効果がわかりくい。
- 入浴方法がわかりずらい。
- 常連が幅を利かせている。
- 石鹸もシャンプーも使えない。
- 石鹸で体を洗えないのが残念
- 少し浴槽が狭い。
- 従業員の態度が良くない。
私自身の感想を交えて評価を見ると、やはり「観光温泉」としてきた人には、少し悪評がつきやすく、一方「治癒目的」の方には、評価が高い所だと思います。私は、大自然、飲泉、入浴後のぽかぽか感、無料休憩所などを考えて、総合的に良いと感じました。
ただ、もう少し「顧客目線」になると、もっと素敵な温泉になるのか?とも思います。
ローソク温泉 アクセス情報
- 中津川駅→ローソク温泉
- 恵那駅→ローソク温泉
1.中津川駅→ローソク温泉
ローソク温泉への公共交通機関は、ほぼないです。基本的に「自動車」での移動を前提です。中津川市内から15km、約25分ほどで到着します。もし、鉄道やバスなどでお越しになる場合は、次の選択肢があります。
- JR中津川駅で下車→中津川市のコミュニティバス(福岡線の若山行)に乗る
- 中津川駅からタクシーを使う。
少しでも安く移動したい方は、中津川市が運行するコミュニティバスを利用します。行先は、福岡線の「若山」バス停です。この方法は、片道200円で移動できる一方、運行本数や若山バス停から徒歩で1.5kmほど歩く必要があります。
移動費用はきにならない。少しでも快適に移動したい方は、中津川駅からタクシーを利用してください。タクシー会社にもよりますが、片道約6000円前後です。
2.恵那駅→ローソク温泉
恵那駅や美乃坂本駅方面から自動車でローソク温泉に行く場合は、11km、約20分です。実は、中津川駅より、恵那駅を利用した方がローソク温泉に近いです。恵那駅からタクシーを使う場合は、片道4500円です。
ローソク温泉は、非常に山の中にあり、最寄りのバス停からも離れています。宿泊者は、送迎対応していますが、日帰り入浴の方は、自家用車又はレンタカーを使うことを強くお勧めします。実際に行くと、この意味がとてもよくわかります。非常に山間部にあります。
地図
住所:中津川市高山2200-2
提供情報:2022年10月1日時点
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