東濃地区（中津川・恵那・瑞浪・土岐・多治見）の入湯税

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日帰り温泉（入浴施設）を利用する際「入湯税として150円頂きます！」と言われることがあります。これは、鉱泉浴場（温泉浴場）への入湯行為に対してかかる税金です。その額は、自治体によって異なり、宿泊と日帰りによって、課税対象される・されない、課税金額が変わります。

この記事では、東濃5市（中津川・恵那・瑞浪・土岐・多治見）が定める入湯税についてご紹介をしていきます。

東濃地区（中津川・恵那・瑞浪・土岐・多治見）の入湯税
1. 入湯税とは？
2. 東濃5市の入湯税まとめ　（2023年11月13日現在）
  1. 多治見・土岐・瑞浪市の入湯税
  2. 中津川・恵那の入湯税

東濃地区（中津川・恵那・瑞浪・土岐・多治見）の入湯税

入湯税とは？

入湯税は、自治体（中津川市等）が地方税法に基づき「鉱泉浴場（温泉施設）」に入湯する人に対して課税する目的税です。なお、地方税法と温泉法が指す温泉は定義が違います。

地方税法では、いわゆる「天然温泉」とうたう施設も対象に含まれます。

入湯税の使い道

入湯税の使い道は、主に以下４つです。入湯税の歳入状況や使途等については、各自治体ごとに公開されています。　例：中津川市の入湯税に関する資料

観光の振興
環境衛生施設の整備
鉱泉源の保護管理施設の整備
消防施設そのほか消防活動に必要な施設の整備

入湯税の免除

入湯税は、以下に当てはまる場合は免除とされています。但し、この基準は、自治体によって、若干、変わります。中津川市と恵那市は、日帰り入浴者には課税しないです。一方、瑞浪、土岐、多治見は、日帰り入浴者にも課税します。

年齢12歳未満の人
日帰りで入湯する人（恵那・中津川は課税なし）
共同浴場（寮、社宅、療養所等）または一般公衆浴場（銭湯）に入湯する人

上記のいずれかに該当する場合は、入湯税は免除です。

東濃5市の入湯税は、文末に掲載しています。

入湯税を支払う人は？　拒否はできる？

入湯税を支払う人は、鉱泉浴場（温泉施設）を利用する人です。より厳密に言うと「入湯」なので、お風呂に入る人です。

例えば、宿泊＋食事の２つがある施設を利用する際、食事のみを利用するなら入湯税は不要です。

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一方、泊まることが前提の温泉施設に入る際「私はお風呂に入らないから入湯税は払わない！」と拒否するのは難しいでしょう。理由は、その方が必ず温泉を利用しないと確認できないからです。宿泊が前提の温泉施設は、事実上、施設への入場が入湯税の対象だと考えた方が良いです。

入湯税の支払い方法は現金のみ

入湯税の支払い方法は現金のみです。入湯税の徴収は、市区町村に代わり、宿泊施設が担っています。つまり、宿泊施設に入湯税を払うことで市区町村への納税ができます。

なお、入湯税は、チェックアウト時に現金で納税することが多いです。これは、事前に宿泊料金をオンライン決済していても別に支払うことになる為、注意しましょう！

入湯税に関するよくある疑問

消費税は？

入湯税には、消費税はかからないです。（不課税）

外国人には入湯税をどのように説明する？

外国人のお客さんは、入湯税について疑問に感じることが多いです。その場合は、次のように説明すると良いとです。

入湯税という制度があります。日本では法律で義務付けられています。
We have the bathing tax policy. It is required by the law in Japan.

お1人当たり一泊150円です。
The cost is 150 yen per person per night.

お風呂の施設を使わない場合でも、お客様にはお支払いいただいております。
You have to pay the tax when you are our guest, even if you don’t use any bath facilities.

ご理解いただけますと幸いです。ありがとうございます。
We thank you for your support and understanding. Thank you.

引用元